日常をこよなく愛するヨーガ愛好家、MAKIのBLOGへようこそ。

今日も明日へ向かおう。


マタニティ&産後ヨーガ IN 府中

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::風吹く。
行きたかったところにすんなり行ける。スケジュールがぽっかりあく。
会いたかった人に偶然会う。
聞きたかった言葉を欲しかった時にもらう。

力が抜けて反発力ゼロの状態は往々にして通りがよい。

旅行から戻って2日目のぼんやり状態で街に出た。
店でぼさっと服をみていたらいきなり腕をつかまれて
温かいオーラに包まれたとおもったら、みさえちゃんだった。
なんでこんなところで会うの?って。嬉しくて抱き合った。

案外単純。物事はシンプルだ。
考えすぎると管が詰まる。決めつけると風が止んでしまう。

みさえちゃんのツレからカラスの羽根をもらった。おもむろに。
頭にさして鏡をみたら変な人だった。
ヘンな人だね、これじゃ。って言ったら「マキさんいつもヘンじゃん」と
言われた。
そこもまぁ深くは考えない。

バイバイして店を出て、夕暮れの井の頭公園からの風が気持ちよくて
スンと心が晴々した。
自分の中を出入り自由にしておける状態をつくること。
いいなぁ、なんかこの状態。
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::懐かしい眼差し
ちょっと!もう9月!信じられませんね、奥さん!カレンダーめくったら、もうあと3枚しかないんだよ。

ふぅ。

9月は是政文化センターで16日30日に朝ヨガクラスを開催します。
2日はもう終わっちゃって・・・お知らせ遅れてすみません。
あとは出張クラスやイベントなどで9月は忙しいため、これだけですが臨時でクラス開催する時はすぐに連絡しますね!
よろしくお願いします。




今日は久しぶりの日野ママヨガクラスでした。
先週のクラスの生徒さんたちをみていても思ったけど、夏の終わり、お腹が冷えている方が多いですね。
猛暑でどうしても冷たいものをとりすぎちゃったり、エアコンで冷えすぎちゃったりしますよね。
秋に向けて、内側から温めていきましょう。
一番効果的なのは腹式呼吸ですよ!
横隔膜を下げて内臓を圧迫してマッサージする効果があります。
私のクラスでも、はじめはぜんぜんお腹が動かなかった生徒さんが3回目ぐらいで動いてくる方が多いです。
身体に根気よく指令をだしてあげて、お腹を緩める習慣をつけると冷えは解消されてくると思います。

というお話をして、みんなで久しぶりの夏ばてした身体を大いに動かしてヒィヒィ言ったあと(笑)、
私はすこーしだけ秋の風を感じ始めた多摩の町をふらふらと歩いていました。

++

何気なく本屋の前を通りかかると、なにやら強烈な視線を感じました。
ジプシーの謎 (「知の再発見」双書)ジプシーの謎 (「知の再発見」双書)
(2002/11)
アンリエット アセオ

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この子の視線でした。
立ち止まってしばし本を眺める。たぶん、5分ぐらいは眺めながらなんでそんなに魅かれるのかを考えていました。
手にとって、中を見ました。ジプシーたちのルーツや生活などを絵画、写真を沢山織り込んで紹介してありました。「謎」というにはちょっと大げさかな?という印象。

いや、そうじゃない。私が気になったのは表紙なんだ。

散々舐める様にみたくせにそのまま買わずに家に帰って、それからもなんだか気になって考えていました。
調べたら、コローの「ジプシーの少年」という絵だとわかりました。

そして、ようやくひきつけられた理由がわかったのです。

もう17年も前です。
スペインのセビリア市街地の薄暗いスーパーマーケットで、食材を買っていた私に近寄ってきたジプシーの少年がいました。

一瞬物乞いだと思って思いっきり身構えていた私。
少年の目をじーっと見て、彼も私の目をじーっとみて早口のスペイン語で話しかけてきました。
「よくわからない。ゆっくり言って?」というと、

缶に入ったビスケットを片手に、これは何デューロ?と聞いてきました。

当時スペインの通過はペセタ。
5ペセタ玉を1デューロ(Un duro)とも呼んでいて、ジプシーの少年はデューロでしか計算ができないらしく、250ペセタと書いてあるものが何デューロか知りたかったようでした。
読み書きや計算ができなかったりする子供たち、ジプシーの子供たちの中にはたくさんいました。

その時の少年、この表紙の子に似てた。
もうちょっと小さかったと思うけど、眼差しが似てる。すごく綺麗な瞳だったのとイイ男だなぁと思ったのが印象的で、とっくに忘れていたスペインの田舎町でのほんのほんの1シーンが思い出されました。
記憶ってしまわれているんだね。思わぬきっかけでスルッと引き出しが開いて、でてくるんだね。ということを痛感。

胸がちょっとキュゥっとして、今はもうペセタもデューロもないんだよねって切なくなったり。
よく子供たちが握りしめていたコインが5ペセタだったのを覚えています。
大事ににぎりしめて、それでお菓子を買ったりしていた光景を懐かしく思います。

日本にも似たような風景があったなぁ。30円もって苺飴とか買いに行ったあの感じ。
ノスタルジーですね。

もう、ちょっと秋っぽくなるとおセンチモードになりがちなのはいつものこと。
皆様も長引く夏バテのケアをお忘れなく。ゆっくり身体を回復させていきましょうね。

深夜の庭で鳴いている虫の声にしんみりしつつ・・・おやすみなさい。
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::朝の情景
cafe

日曜の朝。
朝食の支度をしていたら、その「匂いに」ものすごく郷愁を感じてふと手を止めた。

私は小さい頃、一時だが吉祥寺の祖父母宅で暮らしていたことがある。
身体が弱かった母が入院していたためここに預けられていたのだ。

私は吉祥寺の家が好きだった。
寄せタイルの洗面台、真鍮の蛇口から出る夏でも冷たい水。
祖父が「ごふじょう」と呼んでいた男女別れたトイレ。
木目が怖かった風呂場の天井。

とりわけ強く印象にのこっているのが朝の情景だ。

朝日が差し込む台所に立つ祖母の後姿。
小さくラジオが流れていた。

トーストの焼ける匂い。
ごろんとした本バターの入った陶器の入れ物と、マーマレードが入った外国の壜。
祖父用に用意されたフランスパン。
自分の家で食べるのとはちがう、なにやら香りのするソーセージや
ツブツブが入ったハム。
そして、こぽこぽと音を立てて沸くコーヒーの匂いと
たくさんの果物の甘い香り。

これらが古い木造家屋に染みた匂いと重なって、私の記憶に今も強く残っている。

その記憶が、今自分が住まう家の台所で自分が沸かしたコーヒーのにおいによって
呼び起こされた。
差し込む光も家のにおいもなんかだか似ていた。

大好きだった祖母。
大好きだった吉祥寺の家。

どちらもいまはもう目にすることはないけれど、こうして私の中に染み付いて、
いまでも充分に胸を詰まらせる。

今こうしてある他愛ない日常のにおいも、私の息子達にはいつか、
郷愁を呼ぶものになるのだろうか。
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::亀の散歩
亀の散歩をしに河原へいった。
一緒に行った息子はバッタとりに夢中で草原に消えてしまったので
私はひとり湧き水がたまった小さな泥沼のような小川に亀を放し、側にしゃがんでその様子を見ていた。
去年の冬眠から覚めたのは今年の4月。
まだ半年しかたっていないというのに、亀は最近また餌をあまりたべなくなった。

去年はそうなったらすぐに冬眠のサインだと専門家にいわれたので寝床をつくったら、あっという間に潜ってそれきり春まで起きてこなかったのだ。
また眠っちゃうのー?とちょっとすねたような気分で、まだ寝かせまいと散歩に連れ出したのだ。

しゃがんだままじっとしていた。
しばらくすると、「こんにちわ」と頭上で声がした。
頭を上げる前に、突如視界に入ったピンクのサンダルの足を眺める。

見上げると小学生の女の子が笑っていた。

「Kのお母さん、こんにちわ」

「こんにちわ。私のこと知ってるの?」

「知ってるよ。Kとよく一緒にいるのみるもん」

「そう。Kのことはなんでしってるの?」

「Rの弟だから。」

「Rの友達?」

「ちがう。わたし、4年生だし」

「そう。。。一人できたの?」

「妹と。でもアイツ、どっかいっちゃった。でも平気。いっつも最後はここに来るからさ」

「そっか。」

「亀飼ってるの?ここの泥、やわらかいからどんどん沈んでいくからね、気をつけたほうがいいよ」

「そうなんだ・・・。あなたもそんな足入れないほうがいいんじゃない?」

「大丈夫。アタシ慣れてるし!ほらっ!みてよ、こんなに沈む~♪」

少女の足は膝下まで泥に埋まっていた。彼女の体重はきっと私と同じくらいあるだろう。大柄な少女なのだった。

「ちょっ!!はやく上がりなさいよ。もう、危ないからやめて!」

「大丈夫だって~。アタシ、一人でこっそりここに来てすっぽり埋まることもあるんだよ。」と笑う。
どう考えてもすっぽり埋まるほどの深さがあるようには見えないのだけれど、一瞬本当かとおもって驚いた。
「嫌なことあると、来るの。お父さんにもおばあちゃんにも内緒でね☆」
と、続ける少女。

「でもこれから寒くなって暗くなるも早いから、一人で来るのはやめたほうがいいよ。」と、ありきたりな注意しかできない(でも絶対注意しないと!と力みながら)自分にちょっとうんざりして、
「嫌なことってどんなこと?」と聞いてみた。

「いろいろあるじゃん。Kのお母さんは美人だからないか。」

「え?わたし、美人?」

「アタシよりはねー」

このやり取りに、ふと、自分の息子よりも年下の子供と話している感覚がどっかに飛んでゆくのだった。女の子ってこんな感じなのかしら。
男子の母にはちょっと新鮮なかんじだ。

「アタシ、これからおばあちゃんの妹の子供の結婚式にいくんだ!だから午後は退屈じゃないんだ!」

「そうなんだ。じゃ、こんな泥んこになってる場合じゃないじゃない。」

「いいの、いいの。アタシはさー、結婚なんてしないんだー。Kのお母さんは結婚してよかった?」
(・・・・)
この子ほんとに4年生か?もう一度彼女をじっとみてみると、やっぱりさくらんぼ柄のチビけたTシャツの上にドンとのっかってるおまんじゅうみたいな丸顔はとてもあどけない。

「うん。私、旦那さんのこと好きだし。あ、Kのお父さんのことね。」

「へーーーー!アタシのお母さんはお父さんのこと好きじゃなかったみたいだから出てったよ。
そういう親の子供は結婚しても上手くいかないんだって」

「・・・・」
絶句である。

「誰がそんなこといったの?」と聞くと、「おばあちゃん」と答えた。

「そんなのわからないよ。あなたいま10才でしょ?私は41だけどさ、あなたも私も10年後どうなってるかなんて、わからないよ。」

「41歳って、アタシのおかあさんと同じ歳だ・・・・」
(うぅ、た、たすけてくれ・・いったいなんと言ったらいいのだ。)

「とにかくさ、暗くなってから一人でここに来るのはもうやめなよね。」

「ふふふふふふ」
笑いながら少女はまた足を膝下まで泥に埋めていた。

すっかり亀から目を離していたすきに、亀は土に潜っていて、しっぽだけが外にでていた。やっぱりもう冬眠したいのかな・・・・。

そのときだ。

「サキコ!!!」

と土手の上から女性が呼んだ。

「早くしなさい!用意しないと遅れちゃうでしょっ!」と少女に言った後、私に向かって困ったような照れた笑顔で「すみませーん」と会釈した。

「どなた?」
泥から足を引き上げる少女に聞く。

「お母さん。」

は??????
わけのわからない私を残し、少女と(出て行ったはずの)母親は家に帰っていった。たぶん、親戚の結婚式に出席する準備をするために・・・。

しばらくこんがらがった頭でしゃがんでいたら、亀はすっぽりと土に潜ってしまっていた。
今度は聞きなれた声で、「バッタ捕まえたよ~」といいながら息子がこちらへ歩いてくるのが見えた。

狐につままれたみたいだ。すごくへんな気分だ。あの子はいったいなんだったんだ?

さっき、少女とのやりとりの途中で携帯のカメラで亀の写真をとっていたら、
「アタシにも撮らせて!」と少女が言ったので、携帯を手渡したら彼女は一瞬にしてシャッターを切った。

「え??ちょっと、いま何撮ったの?早すぎるよっ!」と大笑いしたあと、覗いた携帯の画面には私が写っていた。思いっきり逆光で。

ビジンだといってもらった私の顔はほとんど輪郭しか写っていない。齢を重ねた女、自然光の下ではこのくらいが丁度いい。
そしてこの写真、すごく気に入った。だからそのまま保存した。


ボケッとしていたら息子が言った。

「おなか空いたから早く家に帰ってお昼ごはん食べよ~!暑いからアイスも食べよ~!」

そしてまたずんずんと丈の高い草を割って歩いていってしまった。

慌てて亀を掘り起こしてケースに入れ、息子の後を追う。
せっかく寝床をみつけたと思っていたかもしれない亀。
とんだ散歩だったことだろう。


背中にはじりじりと太陽の光が当たる。久しぶりに夏のような強い日差しなのだった。

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