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::愛と救いと「狐笛のかなた」
狐笛のかなた狐笛のかなた
(2003/11)
上橋 菜穂子

商品詳細を見る

「本書の魔法は超一級品です。」――宮部みゆき。少女と霊狐の孤独でけなげな愛。野間児童文芸賞受賞。

小夜は12歳。人の心が聞こえる〈聞き耳〉の力を亡き母から受け継いだ。ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の〈あわい〉に棲む霊狐・野火だった。隣り合う二つの国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年・小春丸をめぐり、小夜と野火の、孤独でけなげな愛が燃え上がる……愛のために身を捨てたとき、もう恐ろしいものは何もない。
<新潮社HPより>

上橋菜穂子の作品には共通して、まっすぐでまっとうで潔い姿に清々しい気持ちになる人物が登場する。
その清々しさを味わいたくて、何度か手に取った本。ハードカバーの装丁も文庫版の装丁も美しい。
児童文学なんだけど、普遍的なものが描かれているので年齢も時代も括りなく心に響くものがたりだと思う。

はじめてよんだときに、うぅ~ん、このまっすぐで、純粋で、痛々しいほど一生懸命な、「愛」というには心もとない、胸がきゅぅーーーっと締め付けられるのにすごく惹かれる二人のキャラクターをどこかで知っているようなきがしてならなかったんだけど、
2度目に読んだときに、あ、あれだ。「千と千尋」の千尋とハクとかぶるんだと気づいた。
あの映画も千尋の何をも恐れないまっすぐで必死な愛に震えて3回みちゃったし。
という余談はおいといて。

普遍的。
そう、昔昔のお話だけれども、現代のそれにあてはまるストーリーでもあり、人々の心持であり、「愛」なのだ。
作者は「理屈を越えた愛」がすきだという。おろかな行為をくりかえす人間がひとつだけもっている小さな救い、それがひとの「情」であるという。何かを救うために頭よりもさきにからだがうごいてしまうそんな感情・・・
そうか、そんな救いに触れたくて2度も3度も手にとってしまうのだな。
すごく陳腐な言い方しかできないんだけども・・・・
「人の想いの力ってすごい。」
(このものがたりの場合「人の想い」だけじゃなくて「獣の想い」まで繋がって、異種間の想いにまで広がっているところがさらにすごい。)

説明のつかない、何にもかえがたい想いの力。これを信じてこれに救いを求めているところが自分にもあるのだと思う。どれだけ大事におもっていることか。

あとね、再び余談だけれども、
霊狐である野火のキャラクターというのはかなり多くの女子の心をつかむのではないか。
友人が最近の女流作家の作品に出てくる男の子のタイプが似てるといっていた。
「文科系女子のストライク男子像」なんて言ってたけど、その話はじめるとなんとなくこの作品で洗われた心が濁ってくきがするのでやめておこう。

綺麗なものがたり、このくらいのファンタジーがちょうどよい。

+++

余談の余談でつけたし。

「精霊の守り人」のアニメ主題歌になった【Shine】の歌詞をじっくりよんだらこれまた心が震えた。

心の奥 繋げたら信じてもらえるのに

(略)

寂しくても見渡したところで 真実は無いよ

それはそっと君の胸の内側で
密かに築き行くもの

だからこの想いは誰にも負けない
魔法のよう 色褪せない 唯一の輝き

その季節が君に訪れる所まで付き合うよ
さぁ、大地を蹴ろう

風に乗って浮かびここじゃない何処かへ
海を越え 時を越え きっと咲くだろう

いつの日にも いつもそんな君を
太陽のように ずっと見守れたらいいな




くぅ。
「繋がったら」じゃなくて「繋げたら」となっているところ、そんなところがたまらない。

愛だ、愛だというけれど、安売りでない愛をみつけるのはむずかしいとおもっていたあの頃、
若かったなぁ。わたし。


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【books】  コメント(2)   トラックバック(0)  △ page top


<<prevhomenext>>
 いやあ!すばらしいよね。わたしもお風呂で号泣してました。
 上橋菜穂子の物語のヒロインって,蒼井優だよね。小夜や,「精霊の守り人」のサヤ,「獣の奏者」のエリン,みんな蒼井優なのよね。で,野火やチャグムは神木隆ノ介なのよね。
 上橋菜穂子の物語は,わたしにとって祈りのようなもの。
 実は昨晩も「天と地の守り人」の第三部をお風呂の中で2時間かけて,
号泣していました。
 ハイド氏は、シュガだね。

 いろいろありながら,痛みと慈愛を感じながら,お互いに歳を重ねてゆきたいものですね。
2008.09.13 17:58 編集 △ page top
★オレンジフラワーさん
脚本家ですなー。ものがたりがカラダに入ってくると、自動的にキャスティングしちゃうんでしょうね。私にはその感覚が新鮮。
で、蒼井優ちゃん、わかります。優ちゃんには永遠に「紙コップのバレエシューズ」(by花とアリス)で踊っていてほしい感じ(どんなだ)がある。性別を越えた「強さ」も魅力!
神木くんはそのまんまチャグム(笑)。野火は私の中でもうちょっと“甘さ”を引いたキャラなのだ。ややクール(笑)
シュガをアニメでみていると、「あー、もうちょっと男前だったらもっと盛り上がるのになー」と思う(笑)
なんか中途半端な風貌。「星読博士」っていう職業が素敵だけど!

>痛みと慈愛を感じながら
うん。何があっても閉じることなく痛くっても背筋伸ばして、歳とっていきたい。
あ、ほら!「いいかんじ」の婆さんになるんだもんね!私たち(笑)


2008.09.16 08:42 編集 △ page top
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