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マタニティ&産後ヨーガ IN 府中

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::選ばれし美しい人
雪の日の翌日、東京都写真美術館へ、バレエダンサー首藤康之のドキュメンタリー映画、【今日と明日の間で】を観にでかけました。公式HPはこちら。

私にとって今年初のちょっとした胸躍るお出かけ。
もちろん首藤康之ファンであるので映画を観にいくだけでも嬉しいのだけれど、上映される場所がこれまたお気に入りの東京都写真美術館。そして同伴者が大好きな友人ウエさんとどんげちゃん。
役者はそろったぞ!ぐらいの勢いで、府中のレッスンの後にいそいそと恵比寿に向かって足を走らせました。

111216mic_03.jpg

あぁぁ(崩れる)・・・館内の予告PVを見ただけで胸が詰まる。踊ってたはずの胸が、詰まる!

音楽を担当しているのが、椎名林檎嬢だということで話題になっていたけれど私ずっと歌が入るのかと思っていました。だからちょっと・・・うぅん?という気分だったのだけど、違った。ピアノで彼女独特のエキセントリックな音で、映画を引き立てていました。(しかし相変わらず音には情念がうかがえて、ちょっとこわかった・・・)
いや、ここは敢えて、「ドラマティックに」としておこう。

today2.jpg

彼のドキュメントだから。孤高っぷりを存分に覗いてやろうなんて俗っぽい邪念はすてて、神聖な気持ちでね。

友人のYちゃんが、「首藤さんの踊りってどうしてあんなに神聖な、敬虔な感じがするのかしら」と言っていたのだけど、ほんとにそう思う。神々しいのね。
終始スクリーンから目が離せず、で、途中で何度もコンタクトが乾いて落ちそうになりました。
体中に力がこもってしまって、せっかくヨガで抜いた無駄な力が入りまくりの呼吸も詰めまくりのとんだ状態でしたね。わたし。(となりの二人もきっとそうだったはず・笑)

天才なんだなぁ。選ばれた人なんだなぁ。動くとほんとうに美しいひとだなぁ。年を重ねたけど子供のようなキラキラの瞳がアンバランスだなぁ。
次々と感想のセンテンスが脳内に浮かんでは消え浮かんでは消え・・・・

彼とかかわりの深い人物達がちょこちょこと登場して、口々に彼を「不器用な人」といいました。
オフのエピソードや親しい人たちの声によって作品に没頭してしまう様子がありありと伝わりました。

まだ小学生だった頃に舞台の魅力に吸い寄せられて、もうそこで人生が決まってしまったのだと語っていました。
少年時代に既に舞台で生きることを決めてしまった。首藤さんは「幸運にも僕は早くに自分の場所を見つけてしまったので」というような表現をしていました。確かにそれはとてつもなく幸運なことだと思うけれど、たとえその先に棘が繁っていてもその道しかないということ。
血を流しながらも他の道を行こうとはしないんだろうな、という感じの人。それしかない。
その道のなかで常に答えを探しているということなんだと思いました。

選ばれた。

好きだ、とか、楽しい、とか、もうそういう話じゃなくて、選ばれたということなんだろう。
この人は、羽ばたく翼と背負う十字架、いったいどっちを手に入れるんだろう。

以前読んだ、この作品にも登場するダンサーの中村恩恵さんとの作品『時の庭』の上演時のインタビューがとても印象深くて、ノートに書き留めていたものをひっぱりだしてきて読んでみました。

「有り得ないことを求めると思わぬ希望があったり、美しさだけを求めると嘘があったり…」

その「起こったこと」の実を体験したい、そして観客にも伝わって欲しい。そう言っているのです。

today3.jpg

その先にある「美しいとおもうもの」「正しいと思う真実」を差し出していくために踊っていくというようなことも。

ストイックですね。

ドキュメンタリーの中で、「胸をもっとオープンにしないと」と言ってたけど、映画では最後まであまりオープンにされた感はなかったです。それでいいんだと思いますが。

それから、踊る年齢についても言及していて、以前はとにかく40過ぎて踊るなんて!とおっしゃってましたが今はもっともっと踊りたい(踊れる)という思いがひしひしと伝わってきましたね。
またその逆に、若い踊り、若い熱に対する憧憬の思いも子供みたいな素直さで語ってました(こっちが照れるくらいにね)

私の友人ダンサーは60歳を超えてなお現役で踊り続けていますが、彼に以前長く続けていくこと老いるカラダの現実にモチベーションが下がることはないのかとずけずけ質問したことがありました。
そのとき彼が「自分も懸念していたけれど、ところがどっこい、長く続けてきたせいでもっともっとやりたいことが次々に現れて、今の自分だからできることもでてきて、下がるどころじゃない」と言っていたのです。
年齢について語る首藤さんをみていて、この友人ダンサーの言葉を思い出していました。


もう一度、体の力を抜いて観てみたい(笑)
ベジャールとのシーンももっとたくさん見たかったです。

感想総括。
たとえヨウジヤマモトを着ていたとしても「動いて」しまえばもう「なんでもいい!」って思うくらいに、動いて美しい人でした。
そしてきっと踊り始めた少年の頃の純粋さを今もこちらが照れてしまうほど隠し持ってる。なんて大人なんでしょう。

息を呑む。心掴まれる。時を忘れる。

そんな時間をありがとう。

そうだ、最後にこれだけ書いておきます。

today1.jpg
「今日、今この瞬間にすべての意識を集中して
  夢中になってうちこんでいれば、明日の心配は何も要らない。」


いま、ここ。

って・・・・首藤さん、あなたヨギですか。
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【arts・dance】  コメント(2)   トラックバック(0)  △ page top


<<prevhomenext>>
同じ週にもう一度観に行きましたが、
相変わらずつかみどころのなさがあって、
すっきりしない。いつもそう。

それが彼なんでしょうね。
子どもっぽいというのではなく少年性…
いつも精一杯のバランス。
浮いてるけど、目が離せません。

巧いダンサーはいっぱいいるけど、
彼ほど愛されるダンサーは稀でしょう。

サングラスとかジャケッツとか、それはちょっと…
だったけど、もうなんでも来いッスよ!
2012.02.02 19:45 編集 △ page top
もう一回観たんだね!!!うらやまし。
後から反芻して思ったんだけど、「孤独」とか「孤高」がちっともさびしくなくって「至福感」すら伝わってきたなぁって。愛されてるか否かは大きいね。

監督さんですら、彼の悩ましい姿(notエロス)をとうとう最後まで見せてもらえなかったといっていた。
つかみどころがない。
まぁ、それが最大の魅力でもあり。

ヨージ着ていてもなんか変なのは、肉体が服や装飾物を喰っちゃうからなのかなとも思ったり。
もうどんなでもいいよね(笑)
2012.02.06 00:57 編集 △ page top
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