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::満月のよるにオーエさんとタカノさん。
LOFT.jpg

この夜は、最高の宴だった。空には限りなく満月に近い月。

仕事が終わった後にひとり大久保へ向かった。韓流ファンがウキウキ通り過ぎる職安通りへでて、小さな音楽カフェ、ネイキッドロフトへ、ずっと楽しみにしていたライブを観に行った。

大江慎也&高野哲@新宿ネイキッドロフト

なんて私得なライブなんだ。(両者のファンです)
大江さんなんて、こんなに近くで観るの、何年振りだろう。いやいや、考えてみたら私は彼のソロを生で観るのは初めてじゃないか。
数か月前にオットが彼のソロライブにいって、良くも悪くも、もういろんな想いに翻弄されてかなり酔っぱらって深夜に帰宅したことがあった。ベットの中で半寝状態でライブの感想を聞いていた私だ。
同じライブを見ていた従妹の感想もFBで読んだりして、だいたいの雰囲気?あぁ、今はそんな感じなんだな。とぼんやりイメージをしていた。
もうすぐ55歳。ゴーゴーな年齢にお祝いライブをやるらしいとの情報も得た。ふぅん。
あーだこーだと心の中ではいろんな思いがわくけれど、やっぱりそこに居れば目が離せないし、心も踊るというもの。
ロフトに向かう足取りはもう小走りだったよ。

ツーマンなので、入り口でいつものように「誰を見に来ましたか?」って聞かれる。
なんか人数を把握しているんだろうね。ただのアンケートのようなものなのに、本気で「両方だよっ!」と心の中で思ったりして。

前半1時間は高野哲が登場。
哲さんは先日青山でチャボ氏とも共演している。私はチケットが完売してしまっていたので行かれずじまいでかなり残念な思いをした。
彼はいつもチャレンジしてる。アウェイな環境でもどんなにずっと憧れてきた人との空間でも、いつもの調子で果敢に挑んでいく。その姿が私は好きだ。 BATTLE OF LOVEだ。

大江慎也と共演。さぞかし緊張と喜びとで胸がバクバクしてるんじゃないかと勝手に推測。
案の定、ルースターズの曲を一曲カバーする際の選曲目的だけの飲み会までしたらしい。
しかし、登場した彼はいつもどおりのギターとノリと歌声とでぐいぐい引き込んでいった。
リードボーカルをやっている3つのバンドから7曲と、ルースターズのCMCを自分のバンドメンバーカジくんと一緒にそれはそれは楽しそうに演奏した。
上手いとか下手とかじゃなくね、「好きなんだなぁ」と微笑ましくなるようなハッピーな演奏だった。
そしてやっぱり殺傷力の強い歌声。いい声だ。
余談だけど、彼がカバーに選んだ曲は、当初CMCじゃなくてガールフレンドだったらしい。この日まで一生懸命練習してきて、いざ当日。楽屋で大江さんのセットリストみたらこの曲があって「えぇぇぇ?!」と心の中で叫んだらしい。「今日一番の大事故でした」って言ってた。

続いて、いよいよ、大江登場である。
ばばーん。ちょっと!!!!!びっくりな姿で目の前に現れた大江氏。なんと、オールバックにスーツ、そして、水色の蝶ネクタイ!!
なんていうスタイルだ。最近はこんななの?そうなの?と思うもひとりぼっちなので聞く人もいない。
太っちゃ、貫禄ついちゃって、お元気そうだ。
ちょろっとMC。あぁぁぁぁぁぁ、ほんとに噂にたがわず何言ってるのかわからなーい。
けど、ご機嫌よろしそう。
なんてごちゃごちゃ衝撃を受けて口開けてみていたら、一発目にいきなり「CASE OF INSANITY」が・・・。
心の準備がまだできていない。まだ耳に高野哲の声が残ってる、そんな一発目にきた。この曲に鳥肌がたつ。よれよれなメロディなのに。
昔何度も聞いていたそれに比べたら…いやいや、くらべちゃいかん。そういう問題じゃない。いま目の前に大江さんがいてギター弾いてて歌ってる。もうそれで十分だ。
懐かしい曲もたくさんやってくれて、なんと1時間15分くらいで14,5曲やったんじゃないだろうか。驚異的。

ハイボール飲みながら、哲さんはコロナビール飲みながら、楽しげに二人でセッションタイム。
フール・フォー・ユー、恋をしようよ、モナ。一緒に歌う姿が・・・・・なんかもう、
おじいちゃんと孫?!みたいな。
大江さんは楽しそう、哲さんは嬉しそう。音楽って素晴らしいな。
哲さんが一生懸命大江さんの表情や手元をうかがって、しっかりばっちり、キメてきた。かっこいい。

客席からもヒュー!とかピィーとか、指笛までなってたよ。往年のルースターズファンのアダルティな方々も、
身体を揺すって楽しそうだった。ツイッターの書き込みで「大江ファンだとわからせたいからルースターズのTシャツ着ていこう」というのをみかけたけど、そういう人たちはどう思っただろう。いろんな垣根を飛び越した先にあるもの、感じ、味わえただろうか。
こんなに楽しいライブになろうとは。
20代の私と40代の私が心の中でがっちり握手をしていた。

「続けているといいことあるもんですね。」
そういっていた哲さんの言葉が印象的。

続けていれば、こんなご褒美がある。
キッズだったころに憧れていた人と共演するに至る道。それぞれが同じ方向をみて歩み続けていなければこんな楽しい時間はなかったということだ。
そして、その人がまだその道を歩き続けているという事実も喜ばしいことなんだ。


この日はもちろん、今度は私が仕事帰りの疲れているオットをつかまえて語りまくり、かってに酔っぱらって寝落ちしてしまった。
朝起きたら、ちゃんとお布団をかけてもらって、のびのびと気持ちよく寝ていた私。
申し訳なしです(笑顔)



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